大雪が続いて消雪パイプの利用頻度が高くなっており、三条市内では地下水の水位の低下などで消雪パイプの水が出でなくなっている道路や駐車があり、路面状況が悪化し、除雪の手間も大きくなっている。
積雪が100センチを超えた6日、消雪パイプの水がでなくなった会社や個人宅の駐車場では、スノーダンプやスコップの手作業で雪かきをする人もいた。
水が出なくなったところも多く、JR東三条駅に続く東三条商店街の通りでは、5日から消雪パイプの水が出なくなり、道路は圧雪になっている。
この場所では1月28日ころにも水が出なくなり、その後、復旧してポンプの故障がないことを確認しており、地下水の水位低下が原因とみられている。
東三条商店街の丸山俊雄会長によると、消雪パイプの水が出なくなるのは、ここ25年くらいの記憶にはないと言う。とけずに道路わきに積み上げられた雪を捨てる場所もない。
がちがちの圧雪は人力で取り除くことは難しく、雪の壁で道路の幅が狭まっている所もある。「場所によっては歩行者が車道を歩いているところもあるので、注意してほしい」と丸山会長は心配し、早い復旧と寒波の影響の終息を願っている。