三条市が記録的な大雪に見舞われて除雪対応に追われていることから、海外出張中だった国定勇人三条市長は予定を2日早めて10日に帰国。翌11日朝、三条市の情報共有のための「大雪警戒に係る連絡会議」に出席し、これまでの報告を受け、今後の対応を協議した。
連絡会議は大雪が深刻化してきたのに伴って7日に設置し、副市長や部長が出席して1日に数回、開いている。国定市長が不在の間も必要に応じて連絡を取り合ってきた。
11日は午前9時に1回目の会議を開き、国定市長は初めて出席。国定市長は「これまで大変ご苦労さまでした。ITのおかげもあって現地でもさまざまな声を聞くことになり、このままではまずいなあということで予定を2日間、早めて帰国しました」と説明し、「次の寒波までに徹底的にやっつけてのぞみたいと思っていますので、よろしくお願いします」とあいさつした。
各部からの報告を受けるとともに、再び雪が降る予報になっていることから、「今日中にできる限りの道路除雪をやりきる」として、対応を協議した。
非公開の会議後、国定市長が質問に答えた。協議内容は、除雪の現状を面でとらえるため、除雪状況を記した地図を正午からのこの日2回目の会議に用意するよう指示した。すべての除雪要望に1日で応えるは無理だが、優先順位を検討して進める。除雪を委託している業者以外にも除雪に利用できるブルドーザーなどの重機を所有する業者もあり、手伝ってもらえるよう依頼することも提案した。
さらに除雪を徹底し、リアルタイムの市民に情報を発信。3連休明けの通学路の確保や歩道除雪の徹底も協議した。
国定市長は「燕三条 工場の祭典」の関連で、6日に渡英してロンドンで視察や協議を行った後、三条市の企業も出展しているドイツの「フランクフルト・メッセ・アンビエンテ2018」の視察などを行い、12日夜に帰国の予定だったが、2日早めて10日午後9時半ころ三条に着いた。
大雪の状況や市民の声はツイッターなどを通じて目にしており、市長に直接、メッセージが届けられることもあった。「早く戻らなければならない」と早い段階から考えており、公務の内容や飛行機のタイミングなどから10日の帰国となった。