10日の三条市は、晴れて気温が3月初旬並みの7.2度まで上がり、3連休初日を屋根の雪下ろしや除雪からスタートした人も多かった。
明け方の最低気温は-2.6度で、最高は7.2度。毎正時の観測では、午前8時の-0.3度まで氷点下が続き、午後から2時ころまでは6度台が続いたものの、3時には早くも3.8度に下がった。
5日からの大雪で三条市は最深積雪154センチを記録。11日は午後3時で116センチまで減ったが、天気予報では再び大雪の可能性があるため、市街地でも屋根やカーポートの雪を下ろす人が目立った。
横町付近の自宅でスノーダンプを使ってカーポートの雪下ろしをしていた男性は、1メートル以上も積もった雪と格闘。ここに引越してきて5年になるが雪下ろしをしたのは初めてと言い、カーポートの下では子どもたちは雪玉を作ったり、雪の上で追いかけっこしたりして笑い声を響かせていた。
三条市は終日、市内で圧雪はぎや道路拡幅の除雪を行い、黄色やオレンジ色の除雪車を市内を行き交った。