5日から続く今回の寒波による大雪で、三条市の除雪体制は11日で1週間連続となった。
1月から次々と波のように押し寄せる寒波。強い寒気の影響で気温が低下し、今回の大雪では、降り始めとなった5日から除雪の体制が始まった。8日に最深積雪153センチという記録的豪雪になり、交通網がまひ。除雪が追いつかないほどの降雪と積雪に除雪車の出動はさらに頻度をまし、昼夜を問わない除雪車の出動は11日で連続7日となった。
3連休中日の11日も、圧雪はぎや道路拡幅が行われ、昼夜を問わず市内各地で除雪車が稼働している。
幹線道路など除雪の完了した道路も多くなってきているが、支線などでは未だ手つかずのところや除雪に入っても時間がかかっているところもあるようで、順次、取りかかっている
大量の雪が道路脇に壁のようになり、除雪する雪のやり場がなく、拡幅するにもダンプカーなどによる排雪とあわせて行うために時間がかかったり、2車線を確保できないところもある。日中にゆるんだ圧雪は夕方からの気温の低下で再び凍結するなどブルドーザーでも歯がたたなかったりなど、スムーズな除雪ができないところもある。
市の除雪を担当する建設課もほかの部署の応援を得てこの7日間、24時間体制で対応している。除雪に関する要望や苦情の電話は連日、寄せられており、11日の日中も十数台ある電話が鳴りっぱなしで、集計は今後になるが、数百件の電話があったようだ。