12日の三条市は雪が降ったりやんだりで、風の強かった午前中までは地吹雪になったり、青空がのぞいたりと天気は目まぐるしく変わった。
午後5時までの観測では、最低気温は明け方の−2.1度で、最高は1.7度だったが、毎正時の観測では氷点下の時間帯が多かった。午後5時は−0.9度だった。
積雪は、午前9時は前日より7センチ減の90センチで、午後3時はさらに1センチ減の89センチだった。
前夜から西寄りの風が強まり、最大瞬間風速は15.4メートルを記録した。雪と風で地吹雪やホワイトアウト状態になったりすることもあり、前夜は吹きだまりなどで車が動けなくなり、救助を要請する人もいた。
軒先に太いつららが下がっているところもあり、強風でつららや軒先の雪が落ちて、住宅の窓ガラスが割れる被害もあった。
12日午後4時36分、新潟地方気象台は県央地域5市町村すべてを含む中越と下越に大雪警報を発表、翌13日朝まで大雪に警戒するよう呼びかけている。