三条市総合運動公園の指定管理者、株式会社丸富(柴山昌彦社長・三条市若宮新田)は、17日(土)午前10時から午後4時まで同公園内の三条パール金属スタジアムで恒例の感謝祭2018を開く。ことしは大雪のおかげで5年ぶりに呼び物の雪上バナナボートが登場。新潟県長岡市栃尾出身の元広島カープの投手、今井啓介さんのトークショーも行う。
1枚100円、6枚つづり500円で販売するチケットで、さまざまな企画に参加できる。チケット1枚でストラックアウト、バッティングセンター、缶バッジ、バルーンアート、射的、スーパーボールすくい、ヨーヨー釣りに参加できる。
バナナボードだけは参加にはチケット2枚が必要。第2サッカー場でスノーモービルで引っ張るバナナボートに乗るアトラクション。いちばん人気だが近年は雪が少なく、中止が続いた。14年に台車にバナナボートを載せるような形で行ったのが最後で、雪上での実施は13年以来5年ぶり。大雪のことしは十分過ぎるほど雪があり、子どもたちが大好きなバナナボートが存分に楽しめる。
元広島カープの今井さんは、午前11時からトークショー。新潟県の野球情報のニュースサイト「新潟野球ドットコム」を運営する岡田浩人さんが聞き役を務める。今井さんは午後2時から行うチャリティーオークションにも自身が着用したユニホームなどを提供する。
ほかにも企画がめじろ押しだ。メーンパーソナリティーを務めるのはフリーアナウンサー松井弘恵さん。決まった時間に行うイベントでは、松井さんが午前10時15分からと午後3時からの2回、紙芝居を披露。午後1時半からもちつきとおしるこサービスを行う。
三条市下田地区の地域おこし協力隊がブースを構え、2020年東京五輪追加種目のBMXレースの出場を目指す菊池雄さんがBMXパフォーマンス、下田のウクレレ職人が演奏体験会&展示販売会、ベテラン整体師がワンコイン整体を行う。
丸富ブースでは農家フリマ、農業機械販売。ほかにも飲食や農産物の販売、Myはしづくり、見附市の地域おこし協力隊の協力で焼きいもとコンニャクの販売も行う。
恒例で子どもたちの絵画を廊下にずらりと展示。作品は19の保育施設と幼稚園の子どもたちが描いた合わせて千点近くにのぼり、三条市内だけでなく今回は初めて燕市内の施設にも出品を呼びかけ、燕市の吉田西太田保育園ときららおひさまこども園が参加している。
オフシーズンを利用して地域の人たちに感謝の気持ちを表そうと毎年、感謝祭を開き、1,000人から1,500人の来場者を集めている。入場は無料。問い合わせは三条パール金属スタジアム(電話:0256-32-8911)へ。