19日の三条は、午後から日が差すこともあったが明け方は雪や雨が降り、日中に曇り空。最低気温−1.6度、最高気温3.0度でそれぞれ平年を下回った。
雨竜は午前5時までの1時間に1.0ミリだけ記録。日中は風も弱く穏やかだった。
積雪は19日午後3時でまだ84センチあり。市街地にもまだ除雪した雪が背丈を超えるほど積もっている所も多いが、三条市中央公民館駐車場の植え込みではマンサクが花開いている。
花と言っても、幅が1、2ミリで長さ2センチ前後の短冊形のちぢれたような赤みがかった黄色の花びらが4枚。クラッカーの中に入っている紙テープを想像すればいい。つぼみのなかで丸まっていた花びらが伸びて広がる。
マンサクの名の由来は、春の花の中でも開花が早く「まず咲く」から、あるいは花がたくさんつくので「豊年満作」からなどいろいろある。
中央公民館のマンサクの花びらはほとんどが丸まったままだが、たくさんの花がついている。早い年では2月の初め「立春」のころから咲くこともあるが、大雪に見舞われても時季を忘れずにことしも開花している。