燕市教育委員会では、3月4日(日)午後2時から4時まで燕市中央公民館で「かみしばいレベルアップ講座」を開くので、参加者を募集している。
講師は新潟ひょうしぎの会の今井和江さん。紙芝居と絵本の違いや効果的な紙芝居の演じ方について話し、実践演習も行う。
今井さんは長岡こども医療・介護専門学校保育科の非常勤講師でもある。紙芝居実演家の故右手和子さんに師事し、1989年に紙芝居サー クル「新潟ひょうしぎの会」を結成した。
以後、長岡市を中心に県内の小学校や保育園、高齢者福祉施設などで紙芝居の上演活動を行う。また、フィリピンやカンボジア、ドイツなどの国外でも日本文化として紙芝居を紹介しており、昨年は「紙芝居塾」を新たに結成し、次世代 を担う紙芝居の演じ手を育成している。
燕市は、絵本などの読み聞かせ活動を市民に広げ、読書活動を充実するため、市内のボラ ンティア団体と連携して「BOOK サポーター育成事業」を行っており、その一環としてこの講座を企画。3、4の2日間、同じ燕市中央公民館で開かれる市民教養講座との同時開催となり、子育て中の人や読み聞かせに関心のある人の参加を呼びかけている。
定員約50人、参加は無料。参加したい人は社会教育課生涯学習推進係(市役所3階16番窓口)に直接か電話(0256-77-8366)、ファクシミリ(0256-77-8188)で申し込む。