燕市分水地区の分水ライオンズクラブ(西片登三夫会長)は3日、燕市分水公民館で第2回分水ライオンズクラブ杯燕市子ども将棋大会を開き、小学生以下の28人が参加して将棋の腕を競った。
分水地区の将棋愛好会「分水王将会」(永井久夫会長)が協力して開いた。分水王将会には、以前から分水ライオンズクラブの会員が何人か所属しており、分水王将会の協力で分水ライオンズクラブは何十年も前から子ども分水公民館で月1回の子ども将棋教室を開いている。
分水ライオンズクラブの結成50周年記念事業として昨年、初めて子ども将棋大会を開き、好評だったことからことしも開いた。定員通り32人の参加申し込みがあったが、当日になってインフルエンザなどで4人がキャンセルし、28人が参加。トーナメントで競い、1回戦で対戦相手が欠席した人は不戦勝としたが、代わりに勝敗は別にして分水王将会が相手をした。
子どもたちの実力はピンキリで、「飛車は斜めに行けないよ」と反則負けする子どももいたが、頭のどこかで藤井聡太六段や羽生善治永世七冠をイメージしてそれぞれのレベルで試合に熱中していた。
また、昨年に続いて女流棋士として中倉彰子二段と、ことしはそれに加えて妹の中倉宏美二段も招き、指導対局も行った。試合の結果、優勝は大関小4年坂井咲夜君、準優勝は燕西小6年山上庵慈君、3位は大関小1年坂井星夏君となった。