三条市上野原、中小企業大学校三条校の看板コース「経営管理者養成コース」の受講者OB会「会縁会(ええんかい)」(熊倉正人代表幹事)は10日、同校で第18回総会を開き、三条市・株式会社諏訪田製作所の製造部長、竹越康宏さんを次期代表幹事を決めた。
新潟、長野、石川の会員26人が出席。会計報告のあと、4月1日から任期の次期代表幹事と次期会計監事を選出し、次期代表幹事に第16期受講生の竹越さん、会計監事に第14期受講生の三条市・合資会社越前屋ホテル代表社員の明田川賢一さんを決めた。
次期代表幹事に決まった竹越さんはあいさつで、16期のメンバーとは今でも会っており、互いに悩みなどを打ち明けている。450名ほどの「会縁会」では、横のつながりだけではなく、縦のつながりもあるので、悩みの解決につなげられたらと話した。
総会のあとは、2つの特別研修会を実施。4人の講師と会員が4つのグループに分かれてミーティングを行う分科会では、「社内を活性化する理想的なコミュニケーションとは」をテーマにそれぞれが活発な意見交換を行った。
続いて、ラフターヨガ(笑いよが)マスタートレーナーの大久保信克(株)笑い総研代表取締役社長を講師に、「職場で活かせる!実践 笑いで心を整える方法」をテーマにしたワークショップを開催。口から出まかせで話すデタラメ言葉「ジブリッシュ」の実践など、会場は笑い声が響いていた。
経営管理者養成コースは、経営管理者として必要となるマネジメント手法や実践手法などについて体系的、総合的に習得するプログラム。毎年開講しており、今年度、第24期が修了した。「会縁会」は、同コース創設から10年目にOBの相互交流や受講後の同校との連携を図ろうと発会した。