県央工高が5年ぶり2回目の県高体連スポーツ年間最優秀校を受賞 (2018.3.15)

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県立新潟県央工業高校(大湊卓郎校長・生徒485人)が、5年ぶり2回目となる平成29年度新潟県高等学校体育連盟スポーツ年間最優秀校・男子の部に選ばれ1日、その授賞式が行われた。公立高校の受賞は過去20年間で同校のみの快挙だ。

県央工業高校の平成29年度新潟県高等学校体育連盟スポーツ年間最優秀校の授賞式、登壇した賞状やトロフィーを受けた左から弓道部長の2年高野翔吾さん、ウエイトリフティング部長の3年鈴木海聖さん、レスリング部長の3年鈴木一成さん、
県央工業高校の平成29年度新潟県高等学校体育連盟スポーツ年間最優秀校の授賞式、登壇した賞状やトロフィーを受けた左から弓道部長の2年高野翔吾さん、ウエイトリフティング部長の3年鈴木海聖さん、レスリング部長の3年鈴木一成さん、

スポーツ年間最優秀校は、県総合体育大会での各種競技の成績を合わせた学校対抗成績が最も優秀だった男女各1校のみに与えられる名誉ある賞。

1966年から毎年行われており、県央工高が受賞するのは平成24年度以来5年ぶり2回目。県央地域の受賞は昭和41年度1971年に三条商業高校が男子の部で選ばれて以来、同校が2校目。公立高校が選ばれたのは、1996年に新潟工業高校が受賞して以来。

今年度の同校の成績は、新潟県高等学校総合体育大会(県高校総体)で、ウエイトリフティング、レスリング、弓道の3種目が団体優勝、登山が2位、卓球が3位。北信越大会に山岳部、ウエイトリフティング、レスリング、弓道、卓球、水泳の6種目が出場。さらに、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)にウエイトリフティング、レスリング、弓道、水泳の4種目で出場するという堂々の結果だった。

大湊校長
大湊校長

授賞式は、同校講堂で行われ、全校生徒が列席。新潟県高等学校体育連盟の玉木正巳会長が、生徒代表のレスリング部の鈴木一成さん(3年)に賞状、ウエイトリフティング部の鈴木海聖さん(3年)にトロフィーを手渡した。

玉木会長はあいさつで、「最優秀校の栄冠を勝ち取るには、運動部に所属し、真摯に競技に向き合い、努力をされた部員の皆さんはもちろんことですが、学校全体としてスポーツ振興や体力向上に取り組んだ結果であり、学校全体に与えられる賞です」、「新潟県央工業がこの素晴らしい活動を生み出している土壌がある」と述べた。

新潟県高等学校体育連盟の玉木会長
新潟県高等学校体育連盟の玉木会長

また、生徒に対して、「みなさんの努力なしには得られないものですが、背景には多くの方々によって支えられています。このことを忘れず感謝の気持ちを持ち続けてください」。

3年生には、「卒業され新たな旅立ちとなります。自分たちの代は、年間スポーツ最優秀校を受賞したという誇りを持って進んでいってください」。来年度は新潟県央工業高校が他校の目標となると言い、在校生には、2年連続の受賞と他校の模範となるよう期待した。。

大湊校長は、「すべての生徒の代表としてさまざまな大会に出場する選手、声援を送り応援を全校一丸となって今回の賞を頂けた」。学級減や生徒数減少、指導の先生も減少するなかで頑張ったと生徒を称え、「そんななかでも一丸となって頑張る心をもてるのが本校の生徒であり、それが県央魂というものだと改めて感じた」。来年度もしっかりと励んでいくと誓い、全校生徒でお礼の気持ちを込めて校歌を歌おうとした。

トロフィーを前に校歌斉唱
トロフィーを前に校歌斉唱

同窓会の梨本正實会長は、前回受賞した平成25年は、母校の創立100周年記念事業の実施年であり、本校の部活動をサポートしようと総合トレーニング場の建設に着手し、平成21年に同窓会が建築した合宿所とタイアップしたトレーニング環境を整えることができたと述べ、「今回の受賞はそうした成果の現れ。在校生のみなさんは、今後も大切におおいに活用して、来年度もスポーツ年間最優秀賞を獲得できるように」と期待した。

生徒代表で弓道部主将の高野翔吾さん(2年)が、受賞の喜びとともに「来年度も優秀校がとれるように活動を頑張っていきましょう」とお礼の言葉を述べた。最後は、いつもながらに応援歌のような迫力のある校歌斉唱で締めくくった。

国定傘寿市長を表敬訪問
国定傘寿市長を表敬訪問

このあとレスリング部、ウエイトリフティング部、弓道部の部長と大湊校長ら関係者が三条市役所へ向かい、職員の大きな拍手に迎えられて国定勇人市長を表敬訪問した。

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