協同組合三条工業会(齋藤一成理事長)は、22日(木)午後6時半から三条市横町2、餞心亭おゝ乃で三条工業会25周年例会第2弾「私がスーツで富士山に登った理由〜企業再生の修羅場で学んだこと」をテーマに株式会社佐田(東京都千代田区岩本町2)の代表取締役社長、佐田展隆氏の講演を聴く。
佐田氏は1974年、東京都生まれ。一橋大学卒業後、東レに入社。愛知県・岡崎で社会人のスタートを切り、03年に株式会社佐田に入社。卸営業の統括、北京工場の品質と生産の管理、直販事業の立ち上げを担った。
05年に代表取締役に就任したが、08年に退社。11年に再入社し、12年に代表取締役に復帰。趣味は登山、磯釣りなど。仙台と北京に工場をもつスーツ製造事業に加えて直営店による小売業も強化。現在は全国に32店舗をもつ製販一体のオーダースーツ会社として業容を拡大している。
現在はサッカーJリーグの9クラブやプロ野球球団へもオーダースーツを提供し、品質には高い評価がある。座右の銘は高杉晋作の辞世の句「おもしろき こともなき世を おもしろく」。自社オーダースーツを着て東京マラソンを走り、スキージャンプを飛び、富士山に登るなど、アクティブな行動で話題を集めたこともある。
2度に渡る危機から事業を再建した創業94年の老舗企業、オーダースーツのSADA。常に新たな挑戦を続ける佐田氏がその使命感とチャレンジ精神、どん底から戻った理由と折れない志、モチベーションの源について語る。
講演会の参加は無料、続いて午後8時から開く懇親会は5,000円。問い合わせは三条工業会(0256-31-2161)へ。