三条市下田地区を音楽で活性化しようと25日、下田地区の2会場で初めて「リバーサイド音祭in下田」が開かれ、好天に恵まれて2会場合わせて延べ100人以上が来場して盛況だった。
会場は荒沢地内の建築会社「有限会社ヤマセン」と北五百川地内の古民家カフェ「傳七(でんしち)茶屋」。ヤマセンでは、ロック、フュージョン、民謡などのジャンルの7団体、傳七茶屋ではフォークやポップスの4団体が出演。両会場に参加できる共通チケットでライブ演奏を楽しんでもらった。
出演者は県央地域をはじめ県内のアマチュアミュージシャンがほとんどだが、ライブ経験の長いベテランが多かった。子どもがロックをやっていると言う女性は、「きょうは子どもの気持ちがちょっとわかる気がしました」と話していた。
下田地区を拠点に活動するNPOソーシャルファームさんじょうや2つの会場で実行委員会を組織して初めて企画した。ヤマセンは五十嵐川、傳七茶屋はその上流の駒出川のほとりに建つのでイベントの名称は「リバーサイド」。
主催者は「聴いている人がみんな笑顔になり、ふだんは聴くことのないであろう音楽なのに体をリズムをとったりして、音楽の力はすごいと思った。継続することで“リバサイ”を定着させていきたいので、第2回に向けて頑張りたい」と話していた。