弥彦村が弥彦グランドホテル跡に建設した「おもてなし広場」が30日、グランドオープンした。好天にも恵まれて大勢の来場者でにぎわう上々のスタートとなった。
30日は午前11時から村内4講中による「おもてなし広場」のにぎわいの願いも読み込んだ木遣(きや)りの披露、弥彦観光協会の神田睦雄会長と小林豊彦村長のあいさつのあとテープカットを行ってオープンした。
数百人が詰めかけ、香川県琴平町の琴平うどん「狸屋」による打ちたての本場讃岐うどんのふるまいには100人を裕に超える長い行列ができた。さっそく各施設に入ってみて、新しい手湯や足湯も体験していた。
平日のこともあり年配の人が多かった。「足湯がすごく良かった。弥彦はすごく近いのでこういう所がいっぱいできるとうれしい」、「足湯はあったかいけど結構、深い」、「いいとこできたね」と新しい施設を歓迎していた。
小林村長は「弥彦はきょう新しい時代を迎えることができた」とし、「これからの弥彦の新しいにぎわいの拠点になるという風に思っており、どうぞ皆さん1度、弥彦へ来てぜひおもてなし広場へお見えください」と話した。オープニングイベントは続く31日、4月1日と午前10時から行われる。