燕市は2日午前9時半から新採用職員34人の入庁式を行って歓迎し、活躍に期待した。
新規採用職員は一般行政20人、土木技師4人、保健師1人、福祉職1人、保育士・保育教諭7人の内訳。リクルートスーツではた目にも緊張しているようすがありありの新採用職員一人ひとりに鈴木力市長から辞令書を手渡した。
五泉市出身で新潟大学教育学部を卒業、生活環境課に主事として配属された黒井優希さん(22)が誓いの言葉を述べた。黒井さんは研修の南波瑞夫副市長の講話で信頼の大切さを聞いたことにふれ、「私たち一人ひとりが燕市役所の看板を背負っているということを しっかりと自覚して業務はもちろんのこと、日常生活でも心掛けていきたいと思います。最初はわからないことも多々あると思いますが、一刻も早く燕市職員の一員として戦力となり燕市に貢献できるよう最大限の努力をする決意です」と誓った。
鈴木市長はあいさつで、市民が市役所に来るのは戸籍謄本を取りに来たり、住民票を届けたりと入学、結婚、出産など人生の転機、節目のことが多く、「そういった時に対応がうまくできるかどうかによって、うれしい届けではよりうれしく、悲しい届け出もその悲しみが和らぐということなる」、「皆さん方のひとつひとつの対応が、言葉が、市民の皆さまに喜んでいただいたり悲しみを和らげたり気持ちよく帰っていただくということにつながる」と話し、チームワークを大切に健康に留意するよう求めた。
このあと新採用職員は打ち合わせのあと、配属された各部署で自己紹介し、先輩から職場を案内してもらったり、担当する仕事の概要の説明を受けたりしてそれぞれにスタートを切った。