燕市内15小学校は5日、6日の2日間で入学式を行っており、燕市教育委員会の4月1日現在のまとめでは、597人が入学する。
昨年、実際に入学したのは602人で、それより11人少ない。入学者数は各小学校の報告を受けて確定するが、近年では初めて600人を下回ることになりそうだ。
5日は6校、6日は9校が入学式。5日に入学式を行った小学校のひとつ、燕東小学校は午後1時半過ぎから入学式を行い、29人が入学した。時間前になると新1年生が保護者と一緒に初めての登校。お父さんや和服のお母さんも目立った。
校門は燕市指定有形文化財の旧樋口家表門。江戸末期の建築とされ、1919年(大正8)に寄贈、移築され、通称「赤門」と呼ばれる燕東小のシンボル。その前に立てた入学式の看板の前でもれなく記念撮影し、好天にも恵まれて晴れやかだった。
ことしは記録的にサクラの開花が早く、すでに市街地では満開。入学式はサクラのイメージがあるが、実際にはサクラが咲く年はめったになく、咲き始めが間に合うのも珍しく、ことしは関東地方のようにサクラの花咲く入学式となっている。