県央地域のサクラは記録的な早さで開花が進み、すでに見ごろを迎えている。週末にかけて天気が崩れる予報なので、5日は何カ所かサクラの開花状況を撮影して回った。
県央地域一の花見客を集める弥彦村では、駅前のサクラは満開、弥彦公園の大きなサクラは3分咲き。「おもてなし広場」がグランドオープンしたばかりのこともあり、この週末は花見客で大にぎわいになりそうだ。弥彦駅近くの弥彦線の両側にはサクラ並木があり、ピンクに染まったサクラのトンネルを抜けて列車がJR弥彦駅に吸い込まれていた。
駅前と「おもてなし広場」向かいの駐車場付近の弥彦公園でサクラのライトアップも行われている。
燕消防署前のサクラ並木は5分咲きで、満開近い木もある。7日からライトアップが行われる。
燕市南3、金山神社のサクラは満開。昨年、倒木のおそれなどから2、3本、大木を切って視界全体にサクラの花が広がる風景が見られなくなったのは残念だが、密集して咲く花は見事だ。
燕三条地場産業振興センターの上越新幹線側の水路の両側に、延長約200メートルに及ぶサクラ並木がある。7分咲きていどですでに見ごろ。水路両側の道路は交通量が少ないので付近を通っていても意外に知らない人が多い。花見を楽しむスペースはないが、美しいサクラ並木の穴場だ。