6日の県央地域は朝晩は雨で日中も小雨がぱらつくこともあったが、三条の最高気温は平年並みの14.9度。県央地域のサクラの開花はそれほど進まなかった。
JR分水駅周辺の越後線沿いのサクラは七分咲きから満開。分水駅が旧名称「地蔵堂駅」として開業したころに植えられた樹齢約100年のサクラがことしも見事に咲きそろった。翌7日からライトアップが行われ、駅前で分水商工会青年部による桜茶屋の営業が始まる。
分水良寛史料館の前にはソメイヨシノとは違う品種のサクラ十数本が植えられている。ソメイヨシノより濃いピンク色の花を咲かせる。例年、ソメイヨシノより早く咲くらしいが、ことしはソメイヨシノよりやや遅れ、五分咲きから七分咲きだ。
燕消防署前のサクラ並木も7日からライトアップの計画だったが、サクラの開花が早かったため、1日前倒しして6日、始まった。ライトアップされたサクラを中ノ口川に水面に映して美しい風景を見せている。