15日に燕市分水地区で行われる分水おいらん道中を中心に7日から22日まで燕市でサクラをテーマにした「つばめ桜まつり」が開かれており、初日7日は燕市児童研修館「こどもの森」で「さくらフェス」が開かれている。
分水おいらん道中を全市的に盛り上げようと分水地区を除く燕地区と吉田地区の2会場で毎年、さくらフェスが開かれている。7日は燕地区のさくらフェスで午前10時から午後3時まで、入場無料で開かれている。
雨に加えて朝から突風に見舞われたため、燕市交通公園の屋外に23店が出店する計画だった飲食&物販テントは中止になった。ふわふわドームも中止になり、大きく規模を縮小したが、それ以外は予定通り。屋内の「こどもの森」では10近いワークショップ、小型重機や消防車の展示、県警マスコットキャラクターの「ひかりちゃん」の燕市観光PRキャラクター「きららん」の登場などが行われている。
あいにくの天気で来場者は少なかったが、逆に「こどもの森」の中は来場者が集中して大にぎわい。「春の幸せメッセージ」では、花びらの形に切ったピンク色の紙にメッセージを書いてダンボールに張り、おいらん道中当日に写真撮影コーナーに設置し、誰でもこれを背景に写真を撮れるようにする。
ほかにもサクラにちなんだポンポンサッカーリング、サクラバッグ、おもちゃの病院、燕商工会議所青年部の指導でキーホルダー製作とスプーンとフォークが作れる「森のカトラリー工房」など参加しきれないほどのワークショップを用意している。
運営には22人の高校生ボランティアも協力。午後2時半からエンディングで中越ひかりママ楽団による吹奏楽演奏が行われる。また、吉田地区の「さくらフェス」は、22日(日)に吉田ふれあい広場で開かれる。