三条信用金庫は10日、ことしも6日から15日までの春の全国交通安全運動にあわせて、地域の交通安全に役立ててもらおうと三条市にカーブミラー4基を寄付した。
午後1時半に、西潟精一理事長と職員会幹事長の森山和憲本店長代理が市役所を訪れ、約50万円相当のカーブミラー4基とその設置費用の目録を国定勇人市長に手渡した。
設置場所は、営業活動のなかで、市民から要望の多い場所を優先的にと市に求めており、ことしは、大崎学園前と鱈田保育所前の2カ所に新設、新光地内の2カ所の更新のため設置された。
同金庫は、1974年からほぼ毎年、職員会と合同でカーブミラーの寄付を行っており、これまでに310基を寄付した。三条市の管理するカーブミラーの設置数は2,000以上で、毎年、新設の要望がなくなることはなく、さらに老朽化による更新が行われている。
西潟理事長は、専務理事の時代からカーブミラーの寄付に訪れており、今回で10回目。続けることが大切と言い、「ぜひ来年も寄付をしたい」と約束。国定市長は、「カーブミラーと街灯の新設の要望は、いつもある」と話し、長年にわたる寄付に感謝した。