着物でランチとまちあるきで春の三条を味わう (2018.4.11)

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着物で老舗料理屋のランチを食べ、まちあるきをするイベントが10日、三条市で行われ、7人が参加して着物で春を味わった。

着物で三条のまちをまちあるき
着物で三条のまちをまちあるき

「遊亀楼魚兵」(結城靖博社長・三条市一ノ門1)が企画したもので、Facebookなどで参加者を定員6人で募集したところ、三条市、燕市、弥彦村から30歳代以上の女性7人から参加申し込みがあった。

美脳わふくメンテナンスメソッドの講師、三条市の五十嵐佐知子さん(49)が着付けを指導。着付けをほとんど知らなくてもなるべく手を出さずに自分で着るように手ほどきし、着物を持っていない人にはレンタルした。

着付けを終わったら遊亀楼魚兵で地元の食材を厳選した季節の料理をゆっくりと味わい、それからまちあるきへ。着物で歩くにはちょうどいい春の陽気に恵まれた。遊亀楼魚兵から神明宮まで一ノ木戸商店街を通って片道約600メートルを歩いて往復。まとまった数の着物を着た人が歩いているようすは注目度抜群で、通りかかる車のドライバーは見ごろの桜とそろい踏みの華やかな着物姿に目を留めていた。

遊亀楼魚兵前で参加者
遊亀楼魚兵前で参加者

渡辺美智子さん(37)は同い年の友人と3人で参加。3人とも自分で着物を着られず、「とにく帯は難しい」、「浴衣なら帯以外はできそう」とハードルは高かったが、着物を着ると「背筋がしゃんとする」、「動作も変わってくる」。「なかなか着物を着る機会な経験で楽しかった。また機会があれば参加してみたい」と話していた。

遊亀楼魚兵のおかみ、梅沢久美子さん(37)が、着物は体を締め付けられて食事できないというイメージを払拭したいと初めて企画した。今後も月1回のペースで続け、夏は浴衣で行う。

五十嵐さんは「皆さん自然に笑顔になって、これを機会に着物に興味をもってもらえれば」、梅沢さんは「テンションが上がってお互いに写真を撮り合ってすごく楽しんでくれた」と喜んでいた。


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