加茂市八幡の市道の歩道両側に延長1kmにわたって続くサクラ並木が12日、満開から散り始めを迎えて市民の目を楽しませている。
西は上条地内から東は加茂市八幡1の八幡の森公園先まで続くサクラ並木。大きく育った木が多く、先まで延びる。見通す先まで続くサクラの花のピンクの帯は圧巻で、「八幡の桜並木」と呼ばれて親しまれている。
加茂市内のサクラは加茂山公園や水源地、下条川ダムも知られるが、それと比べると市外の人の認知度は低い。八幡の森公園の先の加茂市陸上競技場でも、歩道ではないが敷地内にサクラが並んでおり、そのスケールの大きさに知らなかった人は驚くはずだ。
12日は青空が広がり、強い風が吹くたびに花吹雪。車を止めて写真を撮ったり、歩道を散歩したりする人が目立ち、終わりが見えてきた咲き誇るサクラを記録と記憶にとどめていた。