14、15の2日間、三条市・三条ものづくり学校で2015年4月のオープンから3周年の感謝祭「工場蚤の市」が開かれており、燕三条地域の工場を中心にちょうど100社がマーケット、ワークショップに出店し、ものづくりを愛する人たちでにぎわっている。
マーケットに昨年より9社多い57社、ワークショップにも昨年より9社多い47社が参加し、2日間とも午前11時から午後4時まで入場無料で開かれている。商品にならなかったサンプル品、使われなくなった道具、地元の歴史ある逸品、廃材に手を加えたアップサイクル品などを販売。掘り出し物もたくさんで、各メーカーの実際にものづくりにかかわる人から直接、疑問などを投げかけ、ものづくりの裏側を知ることができる。
それを体感できるのがワークショップで、すべてに参加するのは時間的に不可能。マーケットとともに、自分でお気に入りを探してブースを回るのも楽しさのひとつ。メーン会場の旧体育館の多目的ホールは終日、人をよけて通られなければならないほどのにぎわいだった。
参加している企業にとっても、名前しか知らなかった企業のようすを見たり、コンタクトをとったりして、みんながワクワクに包まれている。2日目の15日だけの出展する企業もあり、14日に訪れた人も含めて来場に期待している。ワークショップで作るものの一部は次の通り。