つばめ桜まつりの分水おいらん道中が15日、ことしも燕市分水地区で行われる。地蔵堂本町通りと大河津分水桜並木を行列が進み、荒天なら燕市分水総合体育館内に会場を移して行う。
信濃太夫、桜太夫、分水太夫の3人のおいらん役を中心とした行列は、正午から地蔵堂本町通りを地蔵堂本町通りを諏訪神社付近から願王閣まで、午後2時から大河津分水桜並木を信濃川大河津資料館付近から下流側へ向かって進む。
心配なのは天気で、雨に加えて強風が予想されており、荒天なら燕市分水総合体育館で行う。その場合は午前8時までに判断する。
分水総合体育館で行うことになったら、分水駅前テント、大河津分水さくら公園ビジターハウスわき、分水総合体育館前テントの3カ所に設置する観光案内所で観覧券を配布し、完全入れ替え制で午後0時半から、2時から、3時半からの3回行う。入場はそれぞれ入場は30分前から。
ほかにもたくさんのイベントが計画されている。分水おいらん王中に先立って午前10時から分水神輿「春の陣」が行われ、午前10時に諏訪神社を出発して地蔵堂本町通りで神輿渡御を行う。
地蔵堂本町通りでは午前10時から午後3時まで飲食物販テント「ツバメルシェ」が開かれ、フルサワ美容室前では午前9時から午後4時まで人気のおいらん変身コーナーが開設され、1時間がかり、1人4,000円でかなり本格的なおいらん衣装やかつらを体験できる。
大河津分水桜並木では、午前10時から午後4時まで約25店による飲食物販が行われる。会場を燕三条エフエム放送のMCさとちんさんが盛り上げる。信濃川大河津資料館では「お茶を楽しむ会」が無料で茶と菓子をふるまう。
また、地蔵堂本町通りと大河分水桜並木の2会場で仮装団体「つばめ・ちん・どん」が登場。大河分水を愛する団体「Love River Net」を若者が燕市の魅力を発信する「燕ジョイ」がタッグを組んでそれぞれ行列が始まる前に客にクイズを出題。燕市吉田北地区のご当地ヒーロー方言戦隊「メテオレンジャー」、燕市分水地区で行われている酒呑童子行列の鬼も加勢して盛り上げる。
信濃川大河津資料館では7日から22日までつばめ桜まつりにちなんだ催しが行われており、川と桜と道中の歴史特別展示、衣装・着物で道中気分体験コーナー、さくらメッセージカードで満開の桜の木づくり、桜の花びら紋切り体験などが行われている。
当日の問い合わせは燕市産業振興部観光振興室の専用電話「0256-77-8201」へ。