燕三条地場産業振興センターは4月から、同センターの観光インフォメーションに日本政府観光局(JNTO)認定の外国人観光案内所を設置し、外国人観光客への燕三条の魅力の発信や地域情報の交流拠点を目指していく。
同センターでは、外国人来館者のニーズの多様化、観光インフォメーションの質の向上などの現状や課題を踏まえ、外国人観光客の旅行満足度向上と案内機能強化のために、外国人観光案内所を開設。
JNTOの認定施設は、3月末頃で全国約900カ所あり、うち、県内は30カ所。内容は、パートナー施設からカテゴリー1、2、3まで4段階あり、同センターでは、「常駐でなくとも何らかの方法で英語対応可能。地域の案内を提供」というカテゴリー1を取得した。
同センターの外国人の来館者数は、平成28年度1,159人、29年度は2,200人と増加しており、30年度は2,500人を見込んでいる。
燕三条を拠点とした広域的な情報提供と地域の回遊を促すことにより、観光振興に寄与していくことを目指しており、今後は、「少なくとも英語で対応可能なスタッフが常駐広域の案内を提供」とするカテゴリー2取得へのステップアップにも取り組んでいく。