20日も青空が広がって三条は5月中旬並みから下旬並みの21.3度まで気温が上がり、さわやかな陽気となった。
明け方の最低気温は11.5度。朝のうちは雲が目立ったが、正午ころからはすっきり雲が消えて快晴になった。
県央地域の市街地のソメイヨシノの花は、ほぼ散り終わったが、続いて今度はヤエザクラが咲いている。三条市長嶺地内には数十本のヤエザクラが連なっているところがある。
県道8号長岡見附三条線で三条市総合福祉センター前を過ぎて見附方向へ進み、千翔を過ぎて間もなく、左手にピンクに染まった木がすき間なく横に延びているのが見えるのがそれだ。 「Google Map」には「長嶺の桜並木」と表示される。
花の色は白っぽかったり、赤みが強かったりする木があり、シダレザクラも。それぞれの木のサクラの花が連なって、遠目にはグラデーションの帯のように映る。
地元の人の話では、かつて斎場のあった土地で、民間企業が買い上げてサクラを植え、そこをゲートボール場に利用していたお年寄りもサクラを植えたという。
全体的には5分咲きから7分咲きで、すでに見ごろ。近くまで来てサクラを見上げたり、写真を撮ったりする人も多い。満開まではもう数日あり、今週末は好天の予報で絶好の花見日和になるだろう。
(佐藤)