三条市市議会議員一般選挙の期日前投票最終日の21日、三条、栄、下田の各庁舎に6日間設置した期日前投票所の投票者は、前回2014年(※6,646人)より3,279人約49%増、有権者数の約11.7%の9,925人に上った。
6日間の各庁舎の合計は、三条が7,161人、栄1,705人、下田1,059人で、男4,417人、女5,508人の計9,925人。
4月14日現在の有権者数は、男40,713人、女43,644人の計84,357人。地区別では三条地区67,292人、栄地区9,175人、下田地区7,890人だった。
また、今回から実施されたマイナンバーカードの拡大サービスの利用者は、三条庁舎では6日間で271人が利用した。栄と下田は集計途中で、19日までに下田29、栄25人がそれぞれ利用。同サービスは、マイナンバーカードを持参してカードリーダーにかざすと、期日前投票の宣誓書記載を省略できる全国初の試みだった。
マイナンバーカードを持参しての期日前投票は2回目という女性は、「今回は(誓約書の記入など)何も書いたりする手間がなく、便利でした」とスムーズに投票を済ませた。
三条市では、2017年10月の衆院選の期日前投票では、三条庁舎で1日に想定以上の3,222人が投票し、行列ができる時間帯もあったことから、今回は、記載台を部屋の外に設置するなど、投票がスムーズにできるようにレイアウトを変えた。しかし、最終日でも2,230人(三条)で、切れ目なく投票の市民が訪れたが、行列までできることはなかった。
翌22日は、午前7時から午後8時まで投票が行われる。同日午後8時から三条市厚生福祉会館で開票作業を行い、前回の確定時刻と同様の午後11時半までの確定を目指すとしている。
(坂井)