三条商工会議所青年部(曽根忠幸会長・会員125人)は20日、燕市・燕三条ワシントンホテルで通常総会を開き、「青年部よ、大志を抱け!〜YEG be Ambitious?」を基本方針に掲げた曽根新会長のもと、新たな年度をスタートした。
曽根会長は、平成30年度事業計画並びに収支予算(案)などの審議を前にあいさつ。いろいろな事業が盛りだくさんに含まれていると述べ、「より楽しい一年、みなさんがより成長できる一年にしていきたいと思っていますので、よろしくお願いします」と協力を求めた。
議事では、平成29年度事業報告と収支決算(収入14,528,176円、支出11,892,351円、収支差額2,635,825円)を承認し、平成30年度事業計画並びに収支予算(収支とも14,695,825円)を原案通り決めた。
曽根会長は、閉会後のインタビューで、次年度会長に選出された昨年12月の考えでは、自身の考えの1つとして対外的な事業としてニューヨークでの情報発信を示していたが、9月にジャパン・ハウスのロンドンの施設で「燕三条 工場の祭典」との連携企画が行われることになったことを受けて、オール燕三条で臨むとしていることや、青年部のメンバーも多数が関係することもあって労力を避けないという事などから、青年部としても同企画に力を注ごうということで、ニューヨークからロンドンでの事業へと修正したと話した。
すでに、ロンドンでいろいろな事をやりたいと具体的な声も上がってきており、現地で何ができるのか検討していく。海外見本市などへの参加も多数経験している曽根会長は、「ここ20年、30年で一番大きなイベントになると思っている」と期待した。
(坂井)