真宗大谷派の個性豊かな若手僧りょと飲み食いしながらフリートークで親しんでもらおうと、27日(金)午後6時から三条スパイス研究所で「お坊さんはスパ研にいる〜bouzu night〜」が開かれる。
主催する真宗大谷派三条教区仏教青年会の30歳代を中心に若手僧りょ7、8人が訪れる。僧りょはふだんは何をしているのか、本当に修行するのか、DJが趣味の僧りょもいるのか。恋愛相談や悩みまで肩ひじ張らずに一緒に仏教トークできる。若者はもちろん幅広く参加を呼びかけている。
日常的に僧りょとふれあう機会のある人は少なく、寺に対する敷居も高い。そんな垣根を取っ払って寺と違う日常的な空間に僧りょが出向いたら話しやすいのではと企画した。三条スパイス研究所に近い真宗大谷派の三条別院は、三条スパイス研究所の水出しを手伝ったり、彼岸の弁当を三条スパイス研究所に発注したりとふだんから縁があり、会場に借りることにした。
真宗大谷派三条教区仏教青年会幹事の新潟市江南区・光圓寺の村手敦史さん(38)は、「若い人から僧りょの話を聞いてほしいという気持ちがある。僧りょや仏教に対するイメージを変え、仏教も捨てたもんじゃないと感じてもらえれば」と参加を呼びかけている。
定員は20人ていどで参加はワンドリンク付きで500円。午後8時まで開き、7時ラストオーダーで別料金で飲食できる。参加はFacebookのイベントページ「お坊さんはスパ研にいる〜bouzu night〜」の参加予定ボタンやメッセージで申し込む。問い合わせは真宗大谷派三条教区三条教務所(電話:0256-33-2805)へ。
(佐藤)