毎年恒例の燕市のマラソン大会「第29回燕マラソン大会」が29日、燕市・スポーツランド燕で開かれており、絶好の青空の下で約700人の選手が風を気って気持ちのいい汗を流している。
2km、3km、5km、10kmの4種目で計31部門で競っている。744人の参加申し込みがあり、当日参加者は700人前後になる見込み。県外は青森県から長崎県まで69人が参加している。
これまでスポーツランド燕を拠点に周辺道路などをコースに開いてきたが、第30回の節目となる来年から燕市分水地区の大河津分水さくら公園に会場を移すため、今の会場では最後の大会となった。
体育館で行った開会式で鈴木力市長は「来年から会場を大河津分水に移し、ハーフマラソンを新設して今より大規模な大会を開く」と述べた。
燕リトルウイングRC所属の小柳典子さん(44)と五男の燕南小1年光希君(6)の親子が選手宣誓。午前9時ちょうどに3km(一般・中学生)が鈴木市長の号砲を合図にいっせいにスタートを切った。
ゴールではことしも燕の和太鼓集団「飛燕太鼓」が演奏して会場を盛り上げ、完走をたたえている。