大型連休皮切りの4月28日、燕市・大曲河川公園で毎年恒例のチューリップの花を使った花絵づくりが行われた。
新潟県はチューリップの球根栽培量が日本一。チューリップの球根成長のために開花後すぐに摘み取られてしまう新潟のチューリップの花を花絵としてもう一度、咲かせる「にいがた花絵プロジェクト」の一環として10年ほど前から毎年、大曲河川公園でも行われている。
大曲河川公園ファンクラブと燕市が主催。燕市子ども体験活動支援センター「風の子クラブ」に参加する子どもたち28人をはじめ、親子やスタッフなど約40人が参加した。
早朝から新潟市・紫雲寺記念公園付近のチューリップ畑へ向かい、約2万本のチューリップの花を摘んでトラックに載せて大曲河川公園へ持ち帰った。畳サイズの穴の開いたパネルに設計図に従って花を挿し、キャラクターや燕市の観光PRキャラクター「きららん」などの図柄を作った。
大曲河川公園には6枚のパネルを並べて大きなひとつの図柄を作ったほか、燕市交通公園、燕三条エフエム放送、長善館に設置する1枚ずつを製作。絶好の青空の下、赤、白、黄とまぶしいほど鮮かな色合いの花でパネルが埋まるとしだいに花絵が完成し、子どもたちは熱中して作業していた。
(佐藤)