新潟市の小2女児が殺害後に列車にひかれた事件を受けて燕市教育委員会は、市内小中学校長に児童生徒の安全確保を通知し、さらに小中学校から保護者へ通知。燕市は小2女児が列車にひかれたJR越後線沿線とあって登下校で教職員全員が通学路に立ち、夕方以降は外出しないよう指導する学校もあり、緊張感のある対応が続いている。
7日に小2女児が列車にひかれ、当初は事件ではなく事故との報道され、翌8日は市内小中学校すべてに登下校時の安全確保を注意喚起した。しかし8日夕方になって殺害されたことが明らかになり、一気に緊迫した対応となった。
小学校は集団登下校が完全にはできていないため、メールで翌9日以降はできる限り集団登下校させ、中学生は複数で登下校するよう管理職の教職員に要請した。
9日は児童生徒の安全確保の文書を小中学校長に送付し、さらに各学校長から保護者へも送付。小学校のなかには午後5時以降は外出させないよう指導する学校もあっった。
10日はあらためて文書を送付しなかったが、小学生の集団登校、中学生の複数投稿を呼びかけ、教職員にもできる範囲で登下校時の安全確認を求めた。小学校はしばらく、できれば犯人逮捕まで集団下校と見守りを継続したい考えだ。
(佐藤)