東インドの古典舞踊「オリッシーダンス」とインド古典音楽の生演奏を無料で鑑賞できる公演「インド・ナイト」が11日に午後6時から燕市大曲の安了寺、12日午後5時から弥彦村麓の広福寺で開かれる。
公演の中心になっているのは、三条市八幡町の徳誓寺の副住職でインド太鼓タブラの奏者である福井智弘さんとその妻でオリッシーダンスを学ぶ智美さん夫婦。2会場とも公演の内容はほぼ同じで、第一部はインド古典音楽の演奏、第2部は東インド古典舞踊を行う。
古典音楽はインド音楽を中心とした企画プロデュース集団「でぃがでぃな エチゴ」のメンバーの智弘さんがタブラ、新潟市東区の斉藤勇さんが弦楽器のシタールを演奏する2人のユニットが出演。東インド古典舞踊は智美さんの先生の東京の篠原英子さんと教え子の山崎春さん、新潟市西蒲区の渡辺佳子さんの3人が出演してインド東部に伝わる古典舞踊を踊る。
数年前から「インド・ナイト」と称した公演を行っており、昨年は三条市上須頃の西照寺で行ったところ、来場した安了寺から公演依頼を受け、今回の公演を企画した。せっかく東京からオリッシーダンスの先生が公演に訪れるので、あわせてやはり昨年の公演を見てくれた広福寺でも開くことにした。
智美さんは「インド・ナイトは初めてオリッシーダンスを見る人が多いです。きらびやかな衣装にびっくりし、神秘的な感じを喜んでもらえます」と話し、この機会にインドの音楽、舞踊にふれてほしいと来場を待っている。問い合わせはそれぞれの会場の安了寺(0256-62-5910、燕市八王寺962)、広福寺(0256-94-2437、弥彦村麓6590)へ。
(佐藤)