コメリ創業者の捧賢一氏が84歳で死去 (2018.5.12)

ホームセンターの株式会社コメリ(捧雄一郎代表取締役社長・本社：新潟市南区)の創業者で名誉会長ファウンダーの捧賢一氏＝三条市興野2＝が8日午後10時30分、病気療養のため入院していた県内の病院で亡くなった。84歳だった。

死去した捧賢一氏

捧氏は、1933(昭和8)年6月24日三条市生まれ。1952(昭和28)年新潟県立加茂農林高等学校卒業、同年米穀商「米利商店」にて業務に従事。

1977(昭和52)年4月ホームセンター事業に参入し、三条市須頃地内に「コメリホームセンター」第1号店を開店。同年8月現在の株式会社コメリとなる株式会社米利の代表取締役社長に就任。2003(平成15)年6月に株式会社コメリ代表取締役会長、その後、名誉会長ファウンダーだった。

捧氏は、2005年4月に再建を完了した三条市の八幡宮の「三条八幡宮再建奉賛会」会長を務めた。亡くなるまで総代を務めていた本成寺の庭園「三軌苑」の修復にも貢献した。

三条市・ビップシティホール県央で15日午後7時から通夜、16日午前10時から告別式、正午出棺。

コメリでは、日程など詳しくは調整中だが後日、同社主催のお別れ会を開催する。

（坂井）