燕市児童研修館「こどもの森」は13日、昨年に続いてみそ仕込み体験を行い、親子を中心に14組の33人が参加してみそ作りに挑戦した。
昨年初めて行って好評だったことからことしも企画した。今回も講師は自社でも定期的にみそ仕込み体験を行っている燕市吉田中町、越後味噌醸造株式会社の木龍康一社長。親子の参加を中心に14組の33人が参加した。
同社が用意したつぶしたダイズと塩を混ぜたもの、それに米麹(こめこうじ)と水、越後味噌醸造のみそも加えて混ぜた。それを団子のように丸めて保存用のおけの底にぶつけるように投げ入れて空気を抜き、ビニール袋を閉じれば完成。持ち帰って家で発酵させ、早ければ半年ほどで4.2kgの「手前みそ」が完成する。
子どもたちにとって作業は粘土遊びの感覚で、丸めたり、投げ入れたりの作業に集中し、「ハンドクリームみたい」、「これがうまくなるんだ」と話していた。自分でもみそを仕込んでいるが、切らしてしまったので参加する主婦もいた。
(佐藤)