15日正午過ぎ、三条市中新の金属加工工場で火事があり、天井部分の一部が燃えた。この火事によるけが人はなかった。
火事があったのは、タカハシダイカスト株式会社の鉄骨造の工場。午後0時18分に通行人から「工場の中から黒い煙が出ている」との第一報、続く同社からの通報を受けて消防が出動し、午後1時15分に鎮火した。
出火原因や焼失面積など詳細は、警察と消防で調査中だが、工場内での作業中に天井に火が入り、ダクト部分に燃え移ったようだ。それ以外の建物などへの大きな被害はないようだ。
消火作業は、火災が天井部分だったことや工場内に多数の機械設備があること、また、火災の状況から、水損を最小限にするという対策がとられ、放水の水に薬剤を混ぜて泡状にし、少ない水で消火するという方法で行なわれた。
(坂井)