三条傘鉾(かさぼこ)振興会(井村孝嗣会長)は三条まつりの15日、三条市・八幡宮境内で「三条まつり傘鉾コンクール」を開き、昨年と同数の7基の出品し、田町傘ぼこ会の「フェイクだらけで、エンマ様も判定不能?」が金賞を受賞した。
出品の傘鉾は、自治会や事業所などの団体が、家庭日用品や金物を使って世相を風刺した三条ならではの傘鉾人形を毎年、製作している。ざるや鍋、かごやほうき、布団たたき、お玉、洗濯ばさみ、台所スポンジなど、身の回りにある材料を組み合わせ、さまざまなアイデアを形にする。ほとんどの傘鉾人形は、高さや幅が1メートル前後の大型作品だ。
ことしも境内の本殿脇には、野球の大谷翔平選手、ピョンチャン五輪や東京五輪などを題材にした作品など7基の力作が並んだ。
午前10時半から、5人の審査員で審査を行い、得点の合計で、金賞、銀賞、銅賞各1点と佳作4点を決め、表彰状と賞金を贈った。各賞(得点)は次の通り。
【金賞】▲田町かさぼこ会「フェイクだらけでエンマ様も判定不能?」(93)
【銀賞】▲鍛冶町「市議改選で!!益々三条よ〜なるこってさ!そだね〜」(82)
【銅賞】▲上町「冬空に舞う」(79)
【佳作】
▲四之町「平成もここらで西郷(さいご)さん 次へジャンプ 来年は元年(願年)だ!79)
▲八幡町 「平和な世界」(75)
▲三条市職員互助会「目指せ!!カヌーでオリンピック出場」(68)
▲三条信用金庫「『国民栄誉賞』を超え『世界栄誉賞』を 大谷翔平投打流(二刀流)」(66)