三条市保内公園で19、20日の2日間、「春の保内公園まつり」が開かれており、初日19日は雨と寒さで出足はにぶかったが、訪れた人は花鉢プレゼント、保内産タケノコ入りみそ汁や体験コーナーなど花と緑のイベントを楽しんだ。
春と秋に開いている同公園最大のイベントで、花鉢のプレゼントをはじめ、春の呈茶、若葉の頃のオープンガーデン巡り、体験コーナー、マジックバルーンと水ヨーヨープレゼント、切花販売、アマチュア演奏家による祭りコンサート、露店販売、フリーマーケット(雨天中止)、クレマチス園探訪とお手入れ相談、花と緑の園芸相談などを行っている。
体験コーナーは、押し花(参加費100円〜)、絵手紙作り(500円〜)、アロマ・テラピー体験(600円〜)、ハーバリウム(400円〜)、木工工作(300円)、流木で作ろう(300円)など、植物などにちなんださまざまな体験を楽しめる。
花鉢のプレゼントは、正午からくじ引きによる抽選を行い、106人に花の苗や鉢植をプレゼントする。
若葉の頃のオープンガーデン巡りは、午前9時半、午後1時半の2回、約2時間半のコースと1時間半の2つのコースで実施する。参加費は300円。
日中の気温が12度台で、雨と西よりの風がいっそう寒さを感じさせた初日。天候の影響は大きかったようで、多いときには300人以上が行列をつくるという人気の花鉢プレゼントでさえ、開催前に並んだ人が100人を切るというこれまでになく少ない状況。
全体の賑わいは少な目だったが、来場者は、プレゼントの確立が上がったり、体験や暖かい温室の植物園の見学がゆっくりとできたと喜んだ人も多かったようだ。
露店販売のメニューの1つ、同公園の指定管理者「保内緑の里管理組合」が作る保内産のタケノコが入った具だくさんのみそ汁(1杯100円)は、おいしさと温かさで人気だった。
保内公園まつりは、午前9時から午後4時半まで。4時で終了するイベントが多いので、時間に余裕をもって来場した方がよさそうだ。また、両日とも午前9時から午後3時45分まで、保内公園と道の駅「庭園の郷 保内」間で無料のシャトルバスを運行している。
(佐藤)