燕三条プライドプロジェクト畑の朝カフェ実行委員会=渡辺康弘実行委員長=は22日、6月17日の朝、三条市駒込(こまごみ)の里山で開く「燕三条『畑の朝カフェ』」の申込み受付を開始した。
「駒込(KOMAGOMI)集落の豊かで美味しい暮らしの秘密〜里山の頂上で出会う忘れられた“とき”とホタル米〜」をタイトルに、下田地区の駒込でコメ作りを行う「FUJI-HOUSE」が会場。
同所での開催は、2016年6月以来、2回目。果樹園や農園での開催が多い畑の朝カフェのなかでは、里山がメーン会場の一風変わった朝カフェで、来場者を楽しませた。
今回も、10代目の藤家貴之さんが、家族や地域の協力者とともに趣向を凝らし、体験や朝ごはんを通して農家の暮らしや駒込の豊かさを感じてもらえたらと準備を進めている。
体験は、藤家さんが小さいころから遊び場とした裏山の散策や明治23年に建築された蔵の見学など。
朝ごはんは、藤家さんが家族と作るコメ「ホタルの舞う田んぼのお米」を炊き、ぬか漬けやヤマメの塩焼きとともに味わってもらう。デザートには、下田地区出身のオーナーの店「日本で唯一の野菜のグラススイーツ専門店『kall will store』」の協力により、地元野菜を使った色鮮やかなスイーツも登場する。
FUJI-HOUSEの畑の朝カフェは、午前7時から10時までで、参加費は1人3,000円。定員は20人で、定員を超えた場合は抽選により参加者を決め、当選者のみに当選はがきを郵送する。申込みの受付は、5月22日から30日午後5時まで。ホームページの申込みフォームから応募する。
なお、天候によっては、内容の変更や中止する場合もある。問い合わせは、事務局の燕三条地場産業振興センターブランド推進課(電話:0256-36-4123)へ。
(坂井)