6月2、3日は三条凧合戦 19の凧組が六角巻凧で技を競う (2018.5.30)

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三条凧協会(高橋一夫会長)と三条市は2、3日の2日間、ことしも三条防災ステーションを会場に「三条凧(いか)合戦」を開き、19の凧組が六角巻凧で技を競い、勝負する。

三条凧合戦をPRする三条凧協会の副会長で六角巻凧製造元の須藤凧屋六代目の須藤謙一さん
三条凧合戦をPRする三条凧協会の副会長で六角巻凧製造元の須藤凧屋六代目の須藤謙一さん

三条凧合戦は県指定無形民俗文化財で、毎年6月の第1土、日曜に開かれている三条の初夏の風物詩。凧は六角形で、横骨2本と中骨1本のタケ3本と和紙でできており、中骨を抜いて芯にしてくるくると巻くことができることから「六角巻凧」と呼ばれており、三条が発祥の地とされている。

合戦は、19の凧組が赤白のエリアに分かれて対戦。空中で糸をからめ、対戦相手の糸を切ったり、凧を落としたりして獲得した得点で成績が決まる。

初日2日は、各凧組による凧揚げが主で、2日目の3日は、イベントやアトラクションも開かれる。初日は、昼食休憩の正午から午後1時までを除いて、午前9時から午後4時まで合戦を行う。

小凧抽選会で当たる三枚ドの小凧
小凧抽選会で当たる三枚ドの小凧

2日目の3日は、午前9時から開会式を行い、午前中はアトラクションなどで、合戦は午後1時から4時まで。9時半から子供凧揚げ、10時半からアトラクションを行い、きらきら保育園(和太鼓)、一ノ木戸小学校(三条凧ばやし)、三小相承会(和太鼓)が演奏を披露する。

11時15分からの凧合戦デモンストレーションは、昨年の赤白優勝の2組が合戦を披露。11時半からの小凧抽選会では、小学生を対象にくじを引いてもらい、抽選で習字の半紙3枚分の大きさ3枚ドの六角凧を15人にプレゼントする。

両日とも午前10時から午後4時まで、凧グッズや物産の販売、ふわふわ遊具、自由凧揚げ広場開放が行われる。あわせて「三条凧(いか)マルシェ」が開かれ、飲食や雑貨など18店ほどが出店する。

観客の駐車場は、瑞雲橋側の会場と道路をはさんだ向かい。

(坂井)


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