三条市・三条署五ノ町交番向かいの地蔵で2、3日と地蔵様祭が開かれており、2日は朝から地元に住む20人ほどが集まってのぼりを立てるなど祭りの準備をした。
信濃川に架かる瑞雲橋のたもとに近い土手下に地蔵を祭る社があり、毎年6月の第1土、日曜が地蔵様祭。本町六丁目の五ノ町自治会が町内に呼びかけて行っており、1週間前にも町内から約20人が参加して草刈りを行った。
地蔵様祭は、2日は午前10時から午後6時まで、3日は午前8時から午後1時まで開き、2日は午後4時半から八幡宮による祝詞、5時半から乗蓮寺による読経がある。
2日朝は社の中を掃除し、金属製の道具を磨いたり、地蔵にふだんから着せている白い生地の衣を祭り用の赤い生地の着物に着せ替えたり。一方で地元の人がこれまでに奉納した約100本もののぼりを立てた。「南無地蔵尊」と書いてあり、赤、黄、白、青ののぼりが並ぶといっぺんににぎやかになった。
真っ青な空から強い日差しが照りつけ、準備をする人たちは「昭和ののぼりはへーねーろっかね」、「着物のえりはどっちが前らったろね」と話しながら作業していた。
(佐藤)