燕市と白根瓦斯株式会社(燕市水道町4)は5月31日、地域の安全・安心活動に関する協定を締結。ひとり暮らしの高齢者などが安全で安心して住み続けられるよう高齢者の見守り活動や防犯パトロールなど地域の安全、安心活動に両者が協力して取り組む。
鈴木力市長と白根瓦斯の三原章司社長が調印書をかわした。燕市はガス事業を2005年に白根瓦斯に譲渡した。そのときにガス料金の据え置きなど13年間にわたる約束をした。
その13年目を迎え、鈴木市長は「その期限がくる。あらためて過去の経過を踏まえて未来へ向かってさらにいい関係を築いていくための協定」、三原社長は「白根瓦斯にガスの権益を譲り渡して本当に良かったと言っていただけるようなガス会社にまじめに取り組んでいく」と述べた。
協定の内容は、具体的には検針員が各家庭を訪問したときに高齢者などの日常生活に異変を感じたら情報提供するのが中心。そうした高齢者の見守りとしては、燕市では2012の新潟ヤクルト販売に始まり、市内の新聞販売店、郵便局、協栄信用組合に続いて5件目の協定締結となった。白根瓦斯の協力内容は次の通り。
(佐藤)