2017年に金子材木店から社名変更し、あわせて燕市井土巻3地内に燕三条店をオープンした住宅設計・施行の株式会社ハウスヴィレッジ(金子幸夫社長・三条市月岡3)は、2、3日の2日間、燕三条店を会場にオープン1周年イベントを開いた。
端材を使って写真フレームなどを作る「大工さんとつくろう!クラフトコーナー」、木っ橋や食器、雑貨、子ども服などを販売する「フリマコーナー」、シェフ経験のある同社の金子瑞樹専務が腕を振るう「男子イタリアン」などを行っている。
昨年3月に社名変更、5月にショールームの燕三条店をオープンし、1年を迎えた。イベントは、金子材木店時代からつきあいのある顧客への感謝の気持ちと、「家づくりは楽しく」という同社の思いを多くの人に知ってもらえたらと開催し、社員が各イベントを企画した。
金子社長は、「楽しくやってきました」、「あっという間の1年だった」と振り返った。建設業界は、圧倒的な人材不足のなか、ことしに入って、水道管凍結、大雪、突風とこの地域では次々と災害といっていいほどの事態がおこり、水道管破裂、大雪や突風にる建物への被害などが多発し、その対応に追われた。6月に入った今も、その影響は各方面で続いているという。
そんななかでも、1年前に三条市と燕市の真ん中の同店が「作り手の心を知ってもらえる場」、「人がつながり地域が広がっていくような場」になればと話していたことを少しずつ実践し、来店客をはじめ地域の人、ともにつくっていく社員に感謝した。
(坂井)