燕市内のディスカウントストアがレシートに県知事選投票日の広報文を掲載。燕市選挙管理委員会の事務局職員によると、こうした選挙の広報文の掲載の前例は聞いたことがないという。
このディスカウントストアは今春、オープンした「ダイレックス燕店」。レシートの下にある店のPR情報などを掲載するスペースに4行分を使って「5月10日(日)は新潟県知事選挙の投票日です」とある。
同店から燕市選挙管理委員会にレシートに知事選の情報を掲載して構わないかという照会があり、選管では知事選の周知、投票率の向上につながればとふたつ返事で了解。店舗にとっては社会貢献になり、選管にとっては無料で選挙を周知できて一挙両得だ。
燕店より早く三条市内にもダイレックス東三条店がオープンしているが、三条市選挙管理委員会には同様の連絡はない。全社的な取り組みではなく、個々の店舗の判断で実施しているようだ。