冬の大雪による倒木や崩落で通行禁止になっている弥彦村・弥彦山の表参道登山道は、復旧工事も順調に進み、16日(土)に山開きを行って半年にぶりに進入禁止を解除することになった。
山開きは関係者で午前8時半から弥彦神社の拝殿前でおはらいを行い、8時45分に登山道入り口でテープカット、10時に山頂の御神廟でおはらいを行う。一般登山者は自由に登山できる。
昨年12月6日の大雪で表参道登山道は複数カ所で倒木や登山道の崩壊が発生し、弥彦村では弥彦神社と協議して12月下旬から進入禁止にしていた。それにもかかわらずことし1月13日、登山者が倒木の下敷きになって死亡する事故が発生している。
5月18日から復旧工事を始め、6月いっぱいで工事を完了させる計画だったが、できるだけ早い完工の要望と天気に恵まれたこともあって前倒しで工事が進み、月末を待たずに予定より2週間早く進入禁止を解除にできることになった。
ことしも山開きは湯かけまつりと同じ日、4月16日に行う予定だったので、2カ月遅れの山開きとなる。
(佐藤)