三条美術協会(鶴巻純子理事長・会員75人)の会員展「第19回三条美術協会展」が8日(金)から10日(日)までの3日間、三条東公民館で開かれる。
初日8日午前10時からテープカットが行われ、午後6時まで開場する。9日は午前9時から午後6時まで、10日は午後4時まで。会員75人のうち60人が制作した日本画11点、洋画8点、彫刻8点、工芸9点、書道25点、写真13点の計74点を展示する。
9日午後1時半から会場で作品解説会を開く。午後1時半から日本画と工芸、2時から洋画と書道、2時半から彫刻と写真の部門を会員が解説する。
三条美術協会は、三条はその周辺に住む美術愛好家や作家で構成。毎年、協会展を開いている。ことしは鶴巻理事長が今春、理事長に就いて初めての協会展。展示作品は昨年の82点より8点少ない。
会員の多くが県展入選の常連で、ことしの県展では工芸で会員の泉二三子さんが奨励賞を受けている。
7日夜は会員が作品を持ち寄って2つの多目的ホールを使って展示作業を行った。鶴巻理事長は「減ったのは残念ですが、意外と会場の展示スペースが限られているので、作品1点1点は見やすくなっている」と話した。
「準備も予定通り進んで会員の皆さんも持ち場、持ち場で頑張ってくれました」と感謝し、あとは来場を待つばかりだ。昨年は800人を超す来場者があった。入場無料。