三条野球連盟は、9、10の2日間、三条パール金属スタジアムで第32回三条市親善高校野球大会を開き、三条市内の4つの高校野球部が群馬県の強豪校桐生第一高等学校と強化試合を行っている。
夏の甲子園予選大会に向け、三条市内の三条商業、三条東、三条、新潟県央工業の4つの高校野球部の野球技術向上を目的に、毎年、県外の強豪を招へいし、開いている。
今大会の招待校の桐生第一高校は、昭和60年の創部で34年目。甲子園大会には、1991(平成3)年の選抜高等学校野球大会に初出場でベスト8の成績を残し、その後、選抜高等学校野球大会に5回、全国高等学校野球選手権大会に9回出場。99(平成11)年には、群馬県勢初の優勝を果たしている。
初日9日は、この日、バスで来条した桐生第一高校が正午から三条商業、午後2時半から三条東と対戦する計2試合を行った。いずれも7回と5回のコールドゲームで桐生第一が勝ち、桐生第一 - 三条商業が21‐2、桐生第一 - 三条東高校戦が12- 5の結果だった。
翌10日は、午前9時から桐生第一と三条高校、午後0時半から桐生第一と新潟県央工業が対戦する。
いずれも入場無料。 主催の三条野球連盟は、小学生や中学生をはじめ、市民や高校野球ファンから球児たちに声援を送ってほしいと、来場を呼びかけている。