異なる学校、年齢の子どもたちの体験活動をする燕市子ども体験活動支援センター主催の「風の子クラブ」は9日、燕市大曲河川公園でプレキャンプを行った。
「風の子クラブ」は、3年生以上の小学生を対象に子どもたちの協調性や自立心を養うことを目的に毎年度、開設。月1回の活動を行っている。
今年度は30人の小学生が参加登録し、この日はうち26人が参加した。7月は五泉市で川遊びの日帰りキャンプを行い、8月は新潟市・田ノ浦海水浴場で1泊2日のキャンプを行うのに向け、キャンプに必要な知識や技術を学んで準備した。
午前は昼食を調理した。献立はタイの人気料理、ガバオ丼。ひき肉と小さく切った野菜を炒め、目玉焼きと一緒にご飯に載せればできあがり。混ぜながらみんなで食べたら今度はシェイクアウト訓練で、地震を想定して安全な所に避難する訓練を行った。
午後からは救命胴衣の着用や川でおぼれた人に浮き輪を投げて助ける方法を学んだ。子どもたちは屋外での活動についつい楽しくなって指導者にしかられることもあったが、体を思い切り動かしてのびのびと過ごしていた。
(佐藤)