11日、燕市吉田地区で不審火が疑われるぼやがあった。
午後10時半ごろ野本地内の集落のはずれに積んであったタケなどが燃えたもので、燕・弥彦消防がすぐに火を消し止めて大事には至らなかった。
このタケは近所の人が業者に頼んで竹やぶを切り、積んで置いたものらしく、近く廃棄の予定だった。
周囲は集落の南端で、田んぼに囲まれて火の気はまったくない。そのため近所の人は不審火と確信し、「ろくなのがいねーな」、「そこらの原っぱで、いっぺ人が来たゆーて見てんじゃねーか」と、真っ暗な周辺に目を凝らすなど、いら立っていた。