7月21、22日と行われる燕市燕地区の夏まつり「飛燕夏まつり」に先駆けて、飛燕夏まつり行事部・燕1000人みこし実行委員会(岡田健太郎実行委員長)は9日、燕市内の老人福祉施設5カ所を巡回して「ふれあいみこし・よさこい」を行い、純金みこしの渡御とよさこいパフォーマンスで利用者らを楽しませた。
燕地区の夏まつり「飛燕夏まつり」をPRし、会場に来られないお年寄りにも祭りの雰囲気を味わってもらえたらと毎年、みこしとよさこいを出前している。
今回は、役員はじめ、みこしの担ぎ手9団体、よさこい踊り手6団体、木遣り(きやり)1団体に加えて、初参加の子どもみこしを担ぐ子どもたちも加わり、合わせて約120人が参加。「白ふじの里」、「つばめ福寿園」、「さわたりの郷」、「あいこう燕」、「なごみケアセンター」の5カ所を午前10時から午後3時ころまでかけて慰問した。
午前10時に訪れた介護老人福祉施設・特別養護老人ホーム「白ふじの里」=燕市大曲=では、同施設の駐車場でパフォーマンスを行った。利用者はじめデイサービスやつばくろの里利用者、近所の人など50人余りが、車椅子やイスに座って見物。その目の前で、よさこいソーランの踊りとみこし渡御を行った。
よさこいソーランや子どもみこしのパフォーマンスでは、踊り手や子どもたちが見物客に笑顔でハイタッチをして、さらに楽しませ、みこし渡御では、みこしの上からお菓子をまいて盛り上げた。
見物のお年寄りたちも、よさこいソーランでは、いっしょに鳴子をふったり、みこし渡御では、威勢のいい掛け声にあわせて手拍子をしたりして、一足早い夏まつり気分を楽しんだ。
(坂井)